第1章 キット制作
1-2:テスト動作
まず、「AKI-H8マイコンキット アセンブラソフト・ライタソフト・サンプルソフト」というCDの中身全部をパソコンの任意のフォルダにコピーします。
僕の場合は、¥C\AKI-H8というフォルダを作りコピーしました。
説明書の通りにすすめたいと思います。
先に作ったフォルダにMBというフォルダがあります。
そこに「MBTEST.MAR」というファイルがあります。
このファイルをASMのフォルダにコピーします。
これを書き込み用にファイルを変換していきます。
手順は以下の写真の通り
1.スタート=>すべてのプログラム=>アクセサリ=>コマンドプロンプトの順に開けると、
僕のPCでは以下のような画面になります。
2.カレントディレクトリを変更します。
3.アセンブルします。
これでmbtest.objファイルが出来ます。
4.リンケージします。
これで、mbtest.ABSファイルが出来ます。
5.書き込み用ファイルを作ります。
mbtest.MOTファイルが出来ます。

そしてAMSフォルダ内のファイルがこのようになります。

このMOTファイルをマイコンに書き込みます。
1.マザーボードとパソコンを接続します。
マザーボードにはDsub(9pin)があるので、
そちらに配線して、マザーボードDsub(9pin)とパソコンで
接続したかったのですが、いまいち配線の仕方が分からないことと面倒なので、
Dsub(25pin)−Dsub(9pin)で接続しました。

2.先ほどCDからコピーしたファイルのなかのフォルダ「WRITER」の中に
「FLASH.exe」というファイルがあります。これを起動します。
するとこんな感じ。

Select device
Flash memory block informaition file:のボックスに3048.infを選んで
「OK」します。
3.そうすると以下の画面が現れます。
まだ「OK」を押さないでください。

SW7を「ON」にしてからSW6を「ON」にします。LED3が点灯するのを確認してから、
上記の選択肢で「OK」を押します。
すると、
以下のように処理が始まります。

100%になったら画面が閉じます。
4.メニューバーの「WRITE」を選択すると以下の画面がでます。

ここで「Reference」を選択すると以下の画面がでます。

この画面で先ほど作ったmbtest.MOTを選択して、「OK」を押し、
Write Command画面のFile Nameにmbtest.MOTが入力されたのを
確認してから「OK」を押します。
これで、mbtest.MOTファイルが転送されます。
4.100%転送が終わったら、電源SWをOFF にします。
これで書き込みが終了です。
5.mbtest.MOTを動作させます。
S7をOFFにして、その後電源SW「S6」をON にするとmbtest.MOTが動作します。
その様子が以下の写真です。(ちょっと見にくいかもしれませんが)
※電源SW「S6」がOFFのときだけ、S7を切り替えても大丈夫です。
電源SW「S6」がONのとき、S7がOFFなら通常動作(ユーザープログラムが動作)
S7がONならライターの書き込みモード

画面上部の青色のDIPSWのON/OFFでLCDの「1」、「0」の表示が変わります。
またLCDの下側のSW3、SW4のON/OFFで画面上部の緑色のLEDが点灯します。
LCDの表示が無いときは可変抵抗器を回すとよいでしょう。
これにてテスト動作は完了しました。
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